2022年ベスト50
お久しぶりです。
唐突に去年を振り返ります。
例のごとく、忙しさにかまけて撮影の方もサボり気味でしたが(本当は撮影に行きたくてしょうがなかったのですが)、今年も満足のいく写真を撮れたので紹介していきます。
2021年のまとめはこちら
1月
京都に2度大雪が降ったのですが、その時は忙殺されており、雪を拝むことができず涙しました。ただ、2022年は雪が多かったこともあり、運良く元日に雪撮影に行くことができました。
嵐山に雪が積もりました。そして、渡月橋の上に人が大勢います。普段は朝から混む場所ではないのですが、元日ということで初日の出を見ようと多くの人が詰めかけていて、なかなか不思議な光景でした。
嵐峡
渡月橋から少し歩いたところにある展望台から。少し青みを足して寒々しい感じに。鉛色の水面が好みです。
亀山公園
前の展望台を振り返ったところにある公園。まさか京都に居てスキー場にあるような樹氷を見られるとは思いませんでした。
亀山公園
積もった雪が砂糖菓子のようだなと思って撮った一枚。降る雪が写っているのもいい感じ。
落柿舎
小さな庵に雪が積もっていました。この日は天気の変化が目まぐるしく、青空を背景に撮ることができました。
開門と同時に入って手付かずの雪景色を見るぞ!と思っていましたが、参拝者のために雪かきをしていただけていました。ありがとうございます。こちらの建物、東向きに建っているので朝がきれいでおすすめです。雪に覆われて全体的に彩度が低くなっているところに、五色幕が掛かっているところが好み。
こちらも五色幕。風になびいている瞬間を撮れたら良かったなどと今更思いますが、まあいいでしょう。右のお堂からは読経が聞こえてきて、雪の溶ける音と合わさって心が清められるような気がしました。
2月
どうやら撮影欲がなくなっていたようです。
3月
伊豆半島、紀伊半島、高知と旅行の予定を注ぎ込みました。結果的にこれが良かった。
恋人岬(伊豆)
駿河湾、青いですね。西向きの場所で午前中に撮影したので青が綺麗に出ていると思います。
富士山が雲の上から頭を出してくれました。富士山の高さがよく分かります。そしてこちらも青がポイント。波打ち際で青から白になるのも好きです。
雲見海岸
やや霞んでいましたが、見えたのでオッケー。そのまま撮るとただの観光写真なので、富士山の方に雲がかかっていることに合わせて、岩にも波しぶきがかかるのを待ちました。
私の好きな桜と菜の花の組み合わせを見ることができました。夕暮れ時の、光が強くなって赤みがかっていく感じが好きです。こちらは河津桜でもともと色が濃いのですが、夕焼けのおかげで柔らかく撮ることができました。
旅行雑誌で見かけてずっと行きたかった場所に行くことができました。奥に見える海岸は七里御浜といって、三重県側からの熊野参詣のラストの道になっています。そのため、この景色は最後の峠を越えてようやく見えたゴールということになるのでしょうか。海岸線だけを切り取ってみたりしたのですが、歴史的なことも考えて、峠越えと分かるようにしてみました。
同じく松本峠。三重県側からの古道は、利用者が比較的少ないためか苔むしている岩が多いです。そんな道に明るく木漏れ日が差していました。
波田須
比較的アクセスの良い秘境に訪問しました。三重県南部はリアス海岸になっているため、小さな集落ができやすいようです。穏やかな海を撮っていると特急が走ってきました。
新鹿
こちらも三重県南部。海と流れ込む川。どちらも透明度が高いです。水の綺麗さが分かるように偏光フィルターを使用しました。
にこ淵
かわいい名前のこちらは高知県にあります。仁淀ブルーと呼ばれる透明度の高い青い水で有名です。こちらも偏光フィルターで再現できるように頑張りました。
4月
天気が良かったので桜が長持ちしてくれて助かりました。
山門の横で満開になっていました。薄くかかった雲が見えるのもいい。
竹中稲荷神社
桜の白と鳥居の朱で縁起のいい感じに。天気が良く、色が綺麗に出てくれました。
南禅寺といえばレンガ造りの水路閣ですが、私はその反対側にある白壁に注目しています。タイミングよくお坊さんたちの行列が通ったのでその一枚。桜色の中で橙色の装束が際立ちます。
岡崎疏水
疏水沿いの桜並木と朱色の橋のところにバスが通るのを待っていましたが、来たのはタクシーでした。綺麗に太陽が反射してくれたのでこれに決めました。
祇園白川
前から桜色の壁があると思ってはいましたが、生えている木が桜だとは思っていませんでした。しかしここまで咲き誇るとは。圧巻の光景でした。
大覚寺大沢池
竜頭鷁首線(りゅうとうげきしゅせん)という船を出す準備がされていました。もうちょっとなんとかできたような気もするけれど未だに正解が分かりません。
上桂駅
新生活を想起させるようなイメージで撮影しました。空の色と桜の色が見たままに明るく撮れました。先ほどから傾向が似ていますが、桜は明るく撮るのが好きです。とはいえ、木の幹の黒さのおかげで、ただ明るいだけの写真になっていないところも気に入っています。
背割堤
望遠レンズを使って最大限圧縮してみました。人が小さく写っていることで桜の大きさ、多さがよく分かると思います。色のバランスもいい感じ。
桜の額縁ができていたので電車が通るのを待ってみました。ぼかしつつも、ぼかしすぎないのがうまくいったと思っています。思い出の場所なので、思い出の解像度にしたかったといいますかなんというか、、、
高野川
高野川は夕暮れ時が一番いいです。特に、夕暮れ時に桜の色がどんどん濃くなっていく様子は非常に美しい。この写真は、明るさの面でそれを表現するのに苦心しました。
場所飛んで奈良県は吉野山。急な坂を大勢の観光客が上がっていきます。そこにある桜と、入ってきた斜光がつくる影が綺麗だったので一枚。
正伝永源院
4月のいいところは、桜が散ってもその後に新緑の季節が控えていることです。特に雨の日は深く濃く緑が出るのでいいです。雨に濡れる植物を屋根の下から楽しみました。
暗い写真ですが、実際に暗かったのですからお許しください。ここで緑をずっと見ていたらだんだんと目が慣れてきて視界がおかしくなったのを覚えています。
晴れの日の緑も当然いいです。遠くに京都タワーが見えたので、手前の青紅葉を前景に借りて写してみました。上の青紅葉のぼけはちょっとした遊びです。星のようだなと思いながら撮りました。全体的なバランスをもうちょっとどうにかできたかなと反省。
5月
5月は例年忙しなくて取りに行けていない時期だったので、新鮮な気持ちで撮ることができました。ただ、お見せできるような写真があるわけでもなく、、、
5月中旬に開催される葵祭に先駆けて、5月3日に流鏑馬神事が行われます。2022年は3年ぶりの開催でしたね。カメラの設定自体はうまくいったのですが、場所取りが甘かったのでリベンジしたいところです。
6月
写真が1枚もありませんでした、、、
7月
同上です、、、
8月
気分転換も必要だ、ということで夏らしいことをいろいろとやってみました。
荒療治的に30万円くらいする望遠レンズを(1万円くらいで)借りてみました。お高いおかげで写りはいいと思うのですが、それ以上に自分の腕の微妙さが出てしまう気がして、段々レベルを上げながら練習していくのが良さそうだなと思いました。この写真は機体のツルツル具合が増して見えるので好きです。
滋賀県でブルーインパルスの展示飛行があるということで、借りた望遠レンズを持って行きました。場所取りがたまたま上手くいって、機体が大きく横に旋回するところを横から収めることができました。順光で太陽が少し反射しているところが好きです。
嵐山鵜飼
ここにも借りた望遠レンズを持って行きました。この頃には慣れてきて、暗所での動体撮影という、なかなか難易度の高いことができました。明るさを最低限確保しながらも、鳥や人は止まって見えると思います。そもそも、黒い鵜が暗闇で見えるように撮れたので大成功です。
同じく鵜飼です。一通り見せ物が終わった後に、松明を消している様子が良かったので一枚。火の粉の一つ一つを点として写せました。
藤越神社
木立の入り口に鳥居のある神社。前の田んぼでは稲が首を垂れていました。木の上部を写さなかったことがいいポイントだと思っています。
東大谷墓地
お盆の時期に灯りを点けていました。灯だけ揺れているように撮れたら面白いかなと思って、シャッタースピードを長めにしてみました。お墓参りに行けなかったのでここでお参りをしました。
五山の送り火
2022年で最も印象深かった写真はこれでしょう。3年ぶりの全面点火になった送り火ですが、20時の点火の前の30分間ゲリラ豪雨に見舞われ、薪が雨に濡れてしまったせいで20時になっても始まりませんでした。そして、本当は大文字、妙法、舟形、左大文字、鳥居の順に点くのですが、雨のせいか偶然かこれが逆順に点いていったのです。何十年も見ておられる京都の方もこんなことは初めてだとおっしゃっていました。少し遅れて全ての送り火が点きましたが、雨のおかげで空気が澄んで鮮明に見ることができました。
9月
疲れたら海に行きます。
とか言って海ではないですが、雨でしっとりした向日神社の参道が良かったので一枚。
入野海岸
夏をもう少し長引かせたいということで、高知県黒潮町に逃避行しました。着いたときには波が夕日に照らされていました。くっきり見える波飛沫と、その後ろの入道雲が好き。
不思議な雲。火のようだなと思いながら、色が変わっていく様子をぼんやりと眺めておりました。
夜と朝の間。海と陸の間。聞こえるのは波の音だけ。
朝日に包まれる波乗りたち。
淡い光。穏やかな海。
鹿島ヶ浦
土佐くろしお鉄道に乗って隣の町へ。素敵な青を見つけました。
塩谷の浜
透き通るエメラルドブルーの海でした。前に出てきた三重県の海といい、東南海、南海の海は本当に綺麗です。
10月
ぼんやりしていたら真横を通り過ぎていった。
北嵯峨
彼岸花を見に参りましたが、それ以上に素敵な光景が。煙が西日に照らされて幻想的な空間でした。
2022年は3年ぶりの開催になりました。重くて熱い松明を、汗をかき、燃え移らないように水を浴びながら、力強く運んでいます。これはぜひ一度行って、自分の目で見てほしいです。
三条通商店街
京都の商店街を夜スナップ撮影しました。スナップ撮影、モノクロ撮影はどちらともよく分かりませんし、うまく言語化できませんが、気に入っている一枚を選びました。最近ようやく分かってきたのは、夜はモノクロが撮りやすい気がするということです。
11月
紅葉を1度も見に行けませんでした。
曽爾高原
傾いてきた太陽にススキを透かしてみました。ボケ感が気に入っています。
12月
紅葉がすり抜けていく、、、
まとめ
2022年は前半は元気だったものの、後半に向かってどんどん失速していきました。とはいえ、趣味は暇な時間にやるものですし、無理矢理やるものでも義務でもない気がするのでいいのかな。そんな中でも少しずつ上達を感じられたので良しとしましょう。2023年も肩肘張りすぎず、暇な時間にコツコツやっていこうと思います。
それでは!
2021年ベスト50
もう2022年も終わりが近いですが、昨年同様、2021年撮った写真の中から特に好きなものをまとめます。
↓2020年のまとめ
年々忙しさが増しているため、今後ますますブログを書けなくなっていくと思われますが、年間のまとめだけは毎年やっていきたい所です。
2021年主に使っていた機材はこんな感じでした。
- OLYMPUS PEN E-PL9
- OLYMPUS OM-D E-M1 Mark Ⅱ (8月〜)
- 12-45mm f4.0 (〜8月)
- 40-150mm f4.0-5.6 (〜8月)
- 12-40mm f2.8 (8月〜)
- 50-200mm f2.8-4.0 (10月〜)
8月に高級カメラと高級標準ズームレンズを手に入れ、10月には高級望遠ズームレンズを手に入れました。
大きく変わったのは望遠レンズを多用するようになってから、縦写真の数が増えたことでしょうか。
そうそう、2021年は暇な時間を見つけては一人旅によく行きました。一人で見知らぬ土地を歩くのもなかなか楽しいものですね。
1月
京都に雪が降るのはいつかいつかと心待ちにしていたけれど、結局のところ京都ではそれほど降らなかったような気がします。
痺れを切らして雪の永平寺に行きました。
雪の永平寺と言えば深々と雪が降り積もるイメージでしたが、この時は時折太陽が覗く天気だったため、陽射しに温められて水蒸気が発生し光芒が見えていました。
取り敢えずF8で撮りましたが、滴る水が点として写ってくれてラッキーでした。
また、光芒を際立たせるために木の陰を入れたのは我ながらグッジョブでしたね。
余呉湖
余呉湖は琵琶湖の北にあり、鏡湖とも呼ばれる穏やかな湖です。
鉛のような?反射の感じがとても好きでした。
余呉湖付近は豪雪地帯ですが、冬の厳しさとその中にあるささやかな温もりを、雪の上の小鳥の群れから感じました。
こちらも余呉湖です。
対岸に薄く靄がかかり、幻想的な光景になっていました。
木の幹が薄く反射してこちらに伸びている部分を気に入っています。
真ん中にあるのは船だと思っていましたが、後になって確認したところ、ワカサギ釣り用の桟橋でした(笑)
2月
引っ越し関連でバタバタしておりました。
あと、50年前のフィルムカメラを使えるようにして引っ越し前に思い出の場所をせっせと記録していましたね。
京都市街地にはほとんど雪が積もりませんでしたが、少し北に分け入ると雪が積もりやすいだろうと思い、天気予報と睨めっこしていました。
この時は確か夜に少し積もって、日が昇ってからはどんどん溶け始める感じでした。
この写真も、溶け始めて枝から落ちていく雪をずぶ濡れになりながら撮りました。
暗い色の背景の面積をもっと増やせたらよかったかもしれません。
3月
引っ越す前に近所の桜をあちこち観に行きました。
京都駅
引っ越しの準備という、強制的にノスタルジーに浸らせてくるイベントに嫌気が差し、思い立って旅行に出かけました。
とか言いつつもノスタルジーの権化のようなフィルムカメラを持って行った訳ですけれども。
朝日に反射する線路や、規則的に配置された柱の影が好きです。
フレアやゴーストが少々強すぎたように思いますが、フィルムカメラなのでこれはこれでオーケー。
引っ越し準備の合間には残雪のある富山に行きました。
以前から鉄道を眺めるのは好きでしたが、鳥瞰的に小さく鉄道を写す構図もいいなと思った瞬間でした。
背景の立山連峰に雲が多少かかっていてはっきり見えなかったのが残念でした。
雨晴海岸
大きな岩と背景の立山連峰だけでいいかなとも思ったのですが、欲張って前景に波を追加しました。
もう少しいい波の形まで粘ればよかったでしょうか。
京都で好きなお寺は何かと聞かれたら迷わず南禅寺と答えるくらいには好きな場所です。
夕陽が映す影がお気に入りポイント。
着物の観光客もgood
近くに3年住んで引っ越し直前になってようやく行けた修学院離宮。
よく晴れて桜も満開に咲いてくれていました。
桜の反射を考えたらもう少し左に寄って撮ればよかったか。
穏やかな春のイメージ。
春の青空は本当にいい。のどかだ。
山科疎水
桜と菜の花の組み合わせが好きで、満開に合わせて観に行きました。日が陰ってしまったけれど、陰影がつき過ぎなくてよかったのかもしれない。
上桂駅
嵐山からの帰りに電車の窓に一面の桜が見えたので思わず降りて撮影しました。
なんとなく新学期のイメージがあります。
全体的に暗くなってしまったので、2022年春にリベンジしました。おそらく今年の振り返りで載せるので乞うご期待です。
高野川
高野川沿いは毎年綺麗に桜並木が咲き誇ります。
本当は青空の桜並木を撮りたかったのですが、黄砂の影響で酷く霞んだものしかとることができませんでした。
とはいえ、階段の感じ、大きな桜の下にいる人や自転車の配置が気に入っています。
大覚寺大沢池
大沢池は一周ぐるっと池を囲うように桜が植えられています。
素敵な晴れ方をしてくれてとてもよかった。
風で水面が揺れているのもgood
4月
2020年に撮れなかった分、桜をパシャパシャ撮っていました。
京都の桜が散り始めていたので、桜を求めて松本に行きました。
弘法山古墳についたときは曇っていて、広く写しても良くならなそうだと思って望遠で切り取ろうとその時を待っていました。
2時間ほど待って、突風が吹いたときに無我夢中で連射した中の一枚がこれです。
この量の桜吹雪を画面いっぱいに散りばめるには、目が開けられず、顔が痛いくらいの風が吹く必要があります。私はこの時、あまりの風の強さに耐えかねて、風下を向きながら、風上に向かってシャッターを切っていました。
狙ってはいたものの、残雪の山と桜に雪が降ったような写真が偶然撮れて大満足でした。
城山公園
数日滞在していたのですが、晴れた時に残雪の北アルプスを拝むことができました。
桜と緑も相まって春の訪れが感じられるような気がして好きです。
ポイントは、左下の2両の電車です。風景に溶け込む電車の写真は結構好き。
銀閣寺
眩い新緑。無人の庭園。
初夏の銀閣寺はいい。
5月
忙しくて撮る時間を取れませんでした。
6月
同上でした。
7月
同上です、、、
8月
忙しさから解放されて羽を伸ばしていました。が、大雨続きでそれほど出かけられた訳でもなく。
京都の暑さから逃れるため、避暑地にやってきました。
さすがは上高地。涼しさで朝霧が発生して、それは素敵な高原の朝でした。
ああ、また行きたい。。。
下界に降りても涼しい。なんてことはなく、灼熱の日光にさらされていました。
これは安曇野のただの道路からの景色です。こんな景色がどこまでも続いていました。
いい感じの田んぼと木を見つけたのでシャッターを切る。昔のWindowsの壁紙に似てるななんて思ったりしていました。
国営アルプスあづみの公園
青空が眩い。
整備された公園内ですが、非常に牧歌的で素敵でした。
母なる大地って感じがする。
同じ場所に立派なひまわり畑がありました。
青空の元、太陽に向かって一斉に咲き誇っていて素晴らしかった。
飛行機雲もとてもいい味を出していると思います。
この夏のベストショットでした。
この月に手に入れた高級カメラと高級標準ズームレンズを持って試し撮りに出かけました。以降の写真はすべてこのカメラで撮っています。
西日で照らされる街の描写がいい感じ。機材のことはよくわかりませんが、色味がべったりしていなくて私は気に入りました。
私の好きな白壁と影シリーズ。いろんな形の影が映っていて好きです。
嵯峨鳥居本
晴れの空と緑に朱色の鳥居が綺麗でした。愛宕山の入り口なのですが、雰囲気がいいところです。
由良川橋梁
京都北部の丹後鉄道の路線です。海の色と車両の色が丸被りですが統一感があってこれはこれでよしという感じ。できれば後ろにもっと雲がもくもくしていて欲しかったな、、、
9月
光の向きを考えて撮れるようになってきました。
将軍塚
太陽の方角を向いて撮ったのでモノトーンに近くなりました。京都タワーがコンセプトどおりに灯台のように見えます。
北海道に行くということでそのために良い望遠レンズをレンタルしました。
夕陽に照らされるススキ?が綺麗で視点を下げて撮りました。今思えばピントをもっとしっかり合わせるべきだった。
真ん中の色づいた木で二分割した不思議な構図。うまく言語化はできないけれどなんとなく気に入っている。
右側をもう少し広めに撮ったほうがよかったでしょうか。
美幌峠
ただの通り道だったはずが、偶然にも屈斜路湖を覆う雲海を拝むことができました。
雲海だけではなく、青空、木々、道もすべてがいい感じ。
10月
ここから望遠レンズを購入し、多用するようになりました。
生石高原
早速望遠レンズで撮影したススキで有名な高原。
インスタ映えスポットに並ぶ人たちが小さく見えます。丘の起伏が圧縮されて映るのが非常に楽しいですね。
11月
平日は中々時間が取れないものの、紅葉をできるだけ観たくて週末フォトグラファーになっていました。
秋の夕暮れ。京都のイメージに合致する写真を撮ることができました。
オレンジに染まる街並みが本当に綺麗でした。個人的超おすすめスポットです。
鍬山神社
この写真を撮って、望遠レンズの威力を知り、ズルズルと引き込まれてゆきました。
塀の瓦を圧縮することで、紅葉に視線誘導できていると思います。あまりの感動に撮っている最中から興奮して、同じ場所で100枚くらい撮っていたように思います。
神蔵寺
日が傾いてきて、いい感じに光が入って来ていました。橋の上に人が小さく写っているおかげで全体のスケール感が分かるので好きです。枝のバランスもいい感じ。
高雄
曇りの朝のまだ眠い町。紅葉のしっとりした見え方も好きです。
叡山電車が復旧して初めての秋でした。すっかり見ごろを迎えた紅葉を通り抜けていく電車が感慨深いです。額縁紅葉になっているのがポイント。
豊国廟
豊臣秀吉の墓からは清水寺を見下ろすことができます。清水の舞台が写っていないけれど。夕陽に照らされた建物と紅葉を期待していましたが、紅葉の方は暗くなってしまいました。とはいえ塔や門の朱色が綺麗なのでokです。
清水寺のライトアップにも行ってみました。暗闇に浮かぶ三重塔ライトアップがなかなか綺麗でよかった。
早朝に池の反射と嵐山の紅葉を狙っていきました。天候に恵まれつつ、無風の一番いい状態で見ることができたので大変満足でした。
紅葉のトンネルを進んでいく人々。望遠レンズのボケを活かして撮ってみました。ぼかしていない部分があまり目立たない感じになっているので、まだまだ練習が必要そうです。
嵐山から東山を望む風景。薄い青空に赤がちょうどよく映えているように思います。
紅色に近い赤が個人的に好きです。
瀞峡
和歌山と三重と奈良の県境の渓谷。紅葉は始まったばかりでした。
静かな水面をボートがゆっくり進んでいく感じが堪りません。
熊野古道中辺路
夕暮れ時の熊野古道より。曇り空の下、だんだんと暗くなっていく中で薄くなっていく山並みに思わずシャッターを切りました。紀伊山地の大きさを感じます。
大雨の中熊野那智大社に来ました。四つ並んだ傘と見上げる滝がいい感じ。ちょっと暗いのも神聖な感じがあって好きです。
だいぶ観光地化されている場所ですが、熊野古道の険しさを醸し出せているかと。
湿度が高そうに見えるように撮れたのがお気に入りポイント。実際、物凄く湿度は高かったです。
これはかなり自画自賛ショットです。紅葉、船、水滴に光がよく当たっていてよく撮れていると思います。特に水滴が一つ一つ見えているのはポイント高いです。今後また同じような写真が撮れるのでしょうか。観光客の少なさ、太陽の高さ、タイミングなど、偶然が重ならないといけないのでかなり難しいかもしれません。
12月
平日は忙しいから週末に雪降ってくれと願いながら過ごしていました。
これも自画自賛ショット。かなりの曇り空で夕焼けは期待できないかなと思っていたところに、一筋の光が差しました。思わず声が出たのを覚えています。
京都タワーに重なれば最高だったのですが、そううまくはいきませんね。
大悲閣千光寺
初雪の嵐山。白と黒の世界に五色幕が映えています。ポツンと山腹に佇んでいて、より一層寒さが際立つ気がします。
早朝、空が白み始めたころ。雪の積もる清水寺。
背景の北山にもしっかり雪が積もっていて、雪国のようでした。
余呉湖
余呉湖に浮かぶワカサギ釣り用の桟橋です。穏やかな水面と、薄く棚引いた雲がポイントです。丁寧に納めることができました。
嵯峨鳥居本
大晦日の夕暮れ時です。雪が深々と降り始めた時に愛宕街道にいました。
茅葺の屋根に積もる雪、降りしきる雪の粒、足跡とタイヤの跡、遠くにぼんやり見える鳥居、バランスよく納められたと思います。寒い中よく判断したと思っています。
まとめ
2021年は撮影機材がガラッと変わったこともあり、撮る写真のクオリティーやジャンルも少し変わったように思います。かなり忙しかったはずですが、かなり撮りに出かけているのも、楽しかったからなのでしょう。かく言う今の私は、忙しさに負けてせっかくの紅葉シーズンだというのに部屋にこもってこの記事を書いています。撮影欲を高めるために過去の写真を振り返ったので、明日はどこか行ってみようかな、、、
2021年の紅葉計画
今年も紅葉について考える時期がやってまいりました。ここに予定と記録を備忘録も兼ねて書いていきます。
個人的には昨年、一昨年よりも忙しくて今年はあまり自由が利かなさそうなのですが、それでもせっかく京都に住んでいるわけですから合間を縫って観に行きたいと考えています。
[2021/11/17追記]
平日に時間が取れなくて今のところ4日しか紅葉撮影に出かけられていないです、、、
朝活でなんとか観に行きたいところです。
[2021/12/1追記]
11月下旬ごろから嵐山に絞って行くようになりました。理由は近所なので引っ越した後に後悔がないように全部観ておきたいという気持ちと、「朝焼けは嵐山、夕焼けは東山」という私が作った格言によるものです。私、朝しか時間が取れないので。
関係ないですが、夜間拝観で紅葉を見ることは懐疑的に思うようになりました。あまり叙情的には感じられない。
[2021/12/5追記]
本日をもって今年の紅葉撮影は終わりにすると心に決めました。追い続けると際限がないのと、単純に時間が取れないからです。
満足かと言われると微妙ですが、1ヶ月の間に光の向き、時間、構図等いろいろと考えられるようになって成長できたとは思います。来年も頑張る。
紅葉の過去記事たち
観たことがある場所
2019年まで
- 東福寺
- 賀茂川
- 保津峡
- 嵐峡
- 宝厳院(夜間)
- 大覚寺(夜間)
- 永観堂(夜間)
- 三千院(入場せず)
- 寂光院(入場せず)
- 南禅寺
- 鈴虫寺
- 苔寺
- 地蔵院
- 松尾大社
- 東寺
- 比叡山
- 延暦寺東塔
- 延暦寺西塔
- 京都御所
- 大文字山
- 清水寺(夜間)
- 青蓮院門跡(夜間)
- 下鴨神社
- 鴨川
- 狸谷山不動院
- 宝ヶ池
- 九度山
- 高野山龍神スカイライン
- 吉野山
2020年
- 南禅寺天寿庵
- 貴船神社
- 実相院門跡
- 神護寺
- 西明寺
- 高山寺
- 仁和寺
- 永観堂(夜間)
- 天龍寺
- 常寂光寺
- 二尊院
- 京都府立植物園(夜間)
- 圓光寺
- 詩仙堂
- 蓮華寺
- 瑠璃光院
- 清水寺(夜間)
- 鷺ノ森神社
- 曼殊院門跡
- 西村家庭園
- 北野天満宮
- 宝筐院
- 嵐峡
- 保津川
- 渡月橋
- 法然院
- 真如堂
- 哲学の道
- 東福寺
- 三栖神社
- 高野山金剛峰寺
- 宮島紅葉谷公園
- 湯布院金鱗湖
- マキノ高原メタセコイア並木道
- 三方五湖
今年観たい紅葉
例年通り行った場所には💮マークをつけていきます。
- 💮高野山金剛峰寺
- 吉野山
- 💮那智の滝
- 💮熊野古道
- 💮熊野本宮大社
- 💮瀞峡
- 龍安寺
- 💮法輪寺
- 💮大河内山荘
- 💮天龍寺
- 💮宝厳院
- 常寂光寺
- 💮二尊院
- 💮宝筐院
- 💮護法堂弁財天
- 💮嵐峡
- 💮化野念仏寺
- 💮嵯峨鳥居本
- 💮養源院
- 💮智積院
- 💮清水寺(夜間)
- 💮西明寺
- 💮赤山禅院
- 💮貴船神社
- 💮鞍馬寺
- 💮地蔵院
- 光明寺
- 💮鍬山神社
- 💮神蔵寺
- 💮積善寺
- 龍隠寺
- 💮桂坂並木道
- 🔺霊山護国神社から観る夕陽に染まる八坂の塔と紅葉
- 銀閣寺の夕陽と紅葉
- 💮神護寺の無人状態
- 高山寺の白壁と紅葉
- 💮清水寺の夕陽を俯瞰で
- 平等院鳳凰堂を俯瞰で
- 💮仁和寺を俯瞰で
- ❌貴船神社奥宮の落葉シーン
- 💮保津川下りと紅葉
- 北山時雨による虹と紅葉
終わりに
最近になって質のいい望遠レンズ手に入れたこともあり、今年は望遠を多用していくことになりそうです。個人的には今年は以前よりも紅葉を見られないと思うのでよく吟味して後悔の無いように周りたいですね。
信州の夏 Day 3
今回が最終日となります。この日は松本のお隣の安曇野に行ってきました。
安曇野
安曇野という名前はよく聞いたことがあり、朝ドラの舞台にもなっていたりして綺麗な場所だということは知っていましたが、今回初めて行きました。朝ドラで見た記憶があるそば畑と田んぼの風景を撮ることが目標でした。
今回、安曇野観光の拠点に選んだのは穂高駅です。松本駅からはJR大糸線で30分ほど。本数が少なめなので注意です。
駅前にレンタサイクルがあるということだったのでそれを活用することにしました。しなの庵というところ。電動で1時間300円はやや良心的です。公共交通機関が少ないので車以外なら自転車しか候補がないという側面もありました。
穂高駅をスタートしてまず穂高神社に行き、なだらかな坂を寄り道しつつ国営アルプスあづみの公園へ、そして最後に大王わさび農場に向かうというルートにしました。
航空写真で田んぼがたくさんあることがわかり非常にうきうきしていました。
穂高神社
風鈴、硝子、反射が涼しげで良い。
「蝉の聲」の字がとてもいい。
田んぼ
国営アルプスあづみの公園に向かう途中に見つけた名もなき田んぼです。名のついた観光地よりよっぽど綺麗でした。
若い稲、繊細な雲、明るい空にワンポイントの木が映えます。壁紙によさそう?
明るいうちは遠くの山は霞むけれど、稲も陽の光を浴びて輝度が高いのでちょうどいい。
あれだけの景色ですが、目を引くものがあまりないので鉄塔を入れてみたり。
国営アルプスあづみの公園
全国にそう多くはない国営の公園です。季節の花が様々に育てられています。そば畑を目当てに行きましたがどうやら時期を見誤ったようでした。その代わりに素敵な花を見ることができましたよ。
向日葵がたくさん咲いていました。なんだかんだで向日葵畑を見るのは初めてのことでした。本当に太陽の方向を向いて咲いていたのが驚きでした。
贅沢な話ですがこんなに晴れていても遠くが霞んでしまうのが難点です。とはいえ絶景。集村のような家と屋敷林の分布も見ていて興味深かったです。構図も気に入っていて、空と山の境は3分割の位置にあり、向日葵畑と田んぼは斜めに写したことで遠くの山までの奥行きが生まれているように思います。
この夏一番よく撮れた写真だと思っています。濃い青空に浮かぶ太い飛行機雲と、順光を浴びて咲き誇る向日葵が力強い印象を与えているかと思います。向日葵の背景を山の緑にしたのも、黄色が緑に映えて青空と喧嘩しないという点でgood jobでした。
これは状態の良い1輪だけを切り取るのが大変でした。正面からにしなかったのは、「横顔」という題にしたかったからです。結果的に立体感が出たので良かったです。後ろの飛行機雲がビームに見えなくもないのは内緒です(笑)
こちらは「笑顔」という題にしようとして撮りました。題名にあっているかどうかはともかくとして、綺麗に撮れたと思っています。
抜けるような青空の下、畑を耕すトラクターがのどかで素敵でした。
田んぼ
時間の制約で大王わさび農場には行けませんでしたが、その手前に素敵な田んぼがありました。(ここで時間を使ってしまった感も否めない)
ここは電柱が一切ないのが素晴らしい。車で通ったら気持ちいいんだろうな。
常念岳を望む。この道路の先にあるのが常念岳です。ここを自転車で駆け抜けるのが気持ちよかった。
きっとあの車からの眺めも素敵なのでしょう。
安曇野から京都
結局、炎天下で5時間も自転車を乗り回していたので真っ赤に日焼けしました。アウトドア自体久しぶりだったので、日焼けのことなんてすっかり忘れていたのですが、やられてしまいました。
帰りのルートです。
帰りも行きと逆のルートをたどるだけです。現地にいるときには特に気にしてなかったけれど、7時間も乗っていたのか。18きっぷもだいぶ慣れたものですね。
まとめ
これにて3日間の夏の信州旅は終わりです。晴れている時を狙ったのも大きいですが、姨捨、上高地、安曇野、それぞれが三者三様に美しかったです。ぜひ行ってみてください。
私は次に行くとしたら、水田の時期の姨捨の棚田、雪山とカラマツの紅葉がみられる時期の上高地、そば畑の安曇野に行きたいです。
実は桜の時期にも松本を訪れているので、それもいつか記事にしたいと思います。
お付き合いありがとうございました。
終わり
信州の夏 Day 2
2日目は松本から日帰りで上高地に行きました。上高地も2回目なのですが、以前訪れた時にはものの見事に雨が降っていたのでリベンジとなりました。
空も私も泣いていた。
松本から上高地
岐阜との県境近くにある上高地、ここには年中マイカー規制が敷かれており、私のような観光客はバスかタクシーでしか入ることができません。
今回は松本から松本電鉄で新島々まで行き、新島々で上高地行きのバスチケットを2,000円で購入し上高地へ行きました。寝ていたので気になりませんでしたが、2時間近くかかりました。
帰りは上高地バスターミナルでバスの予約が必要で、それ以外は行きと同じように帰ります。実はこの日は18きっぷ不使用です。こういう使い方も案外悪くないと思います。
※松本電鉄は先日の大雨により橋梁が破損し一部運転を休止しているようです。被害にあう前に松本電鉄にお金を落とすことができてよかったです。
上高地
正式な位置をよく理解していないのですが、上高地は写真の梓川のあたり一帯を指すものと思っています。散策ルートとしては、左下の大正池をスタートし河童橋へ、そして河童橋で休憩をはさみ、明神一ノ池に行き、戻ってきました。総歩行距離は15kmでした。
上高地の公式サイトが素敵なので是非見て欲しい、、、
大正池
大正池は近くの焼岳が大正4年に噴火し、梓川が堰き止められて出来たらしいです。前回訪問時にタクシー運転手に教えていただきました。
午前8時頃、大正池にて。無風による水鏡、冷たい空気による湖面の朝霧、晴れた空。完璧と言いたいところですが、ここまでくると左の焼岳の上にほんの少しだけ雲があるのが悔やまれますね。これはこれで全然悪くないですが。しかしこれは見事な水鏡でした。
対岸の湖面の朝霧に注目した。幻想的であったが、東山魁夷のようには撮れなかった。
手前の湖面と背後の穂高連峰。高原の朝の涼しい様子が伝わるでしょうか。
大正池から河童橋まで向かいます。歩いたり立ち止まったりを繰り返したので2時間ほどかかりました。初めは涼しかったものの、日が昇るにつれて暑くなり、結局30℃くらいまで上がりました。全然避暑地じゃないじゃん、、、
田代湿原。湿地の水草、唐松、穂高連峰、空のバランスがよく見える場所でした。少し雲が増えてきました。
どこか思い出せないが、水があまりに澄み渡っていた。他グループのガイドのような人がイワナが泳いでいるようなことをを言っていたのを盗み聞きし、見つけては興奮するなどしていました(笑)
これは知らなかったのでとても驚いたのだけれど、サルがめちゃくちゃいました。二桁はいました。人間など気にせずのびのびと活動していたのが印象的でした。赤ちゃんがかわええ、、、
河童橋
人工の吊り橋ながら、上高地のシンボル。ここはバスターミナルが近く、お土産屋やレストラン等も多いので上高地の拠点と言っていい場所です。
ここに設置されているライブカメラがとても素敵です。私は1人で手持ち無沙汰だったのもあり、ライブカメラに映った自分を観察する遊びをしていました
私にしては珍しく16:9の写真。奥に見えるのは焼岳。河原に人がちょこんといるのがいい。
右側の建物はホテルだった気がします。そのほかにもお土産屋があり、橋の向こうにもレストランなどがたくさんあります。本当は前面に穂高連峰が見えるはずだったのですが、雲が多くなってしまいました。
河童橋から。前回は完全無欠の雨だったので、大満足です。
中洲のような所に行けたのでここで昼食にしました。私が食べたのは売店のおやき、おにぎりなどなど。川の水がとても綺麗だったので、試しに飲んでみましたが流石に生臭かったです。足も入れてみましたが、キンキンに冷えていて入れ続けられませんでした〜
望遠で撮影。木が生えていない緑の部分は土砂崩れの跡なのでしょうか。自然の力がありありと感じられます。
次は河童橋から穂高神社奥宮の明神池を目指しました。片道1時間かかるのですが、私の力不足でいい画が撮れなかったのでこの区間はパスです。風景も、開けている場所が少なめではありました、、、
こぼれ話としては、雲行きが怪しくなってきたのと人があまりいなかったこともあり心細かったので、登山者がよくやるようにすれ違う人に挨拶して歩いていました。9割が私の先制で、9割が返してくれるという結果が得られました。
明神池
安曇野にある穂高神社の奥宮の境内に明神池があります。条件がいいと幻想的な景色がみられるようです。
鳥居の向こうに見えているのは穂高神社の御神体の穂高岳です。とんでもなく高い。
明神一ノ池。太陽の位置が高かったのかリフレクションは見られず。暗い雲が神聖な感じを演出している感じがします。
ここから1時間、暑さと疲れにぐったりしながら河童橋まで歩きました。結局、雨は降らず心配は杞憂に終わりました。
帰りは上高地バスターミナルからバスと電車を乗り継いで松本に戻りました。2日目はこれで終了です。
続く
信州の夏 Day 1
毎度季節感のないこのブログですが、たまにはシーズンに合わせた投稿をしてみようと思います。今回は18きっぷを使った夏の信州です。
京都から松本
乗り継ぎ、移動ルートはそれぞれ次のようになります。
京都から松本まで18きっぷを使う場合、無理なく一番速いのはこの乗り継ぎになります。一番しんどいのは京都米原間でしょうか。この区間はあまり座れたことがありませんが、ほかの区間は毎回座ることができています。名古屋では時間があったので中津川あたりで食べられるように軽食を購入しました。
松本城
松本といえば松本城!ということで3度目の松本にして初めて松本城に行きました。松本駅から徒歩約15分。
雲の様子が非常に夏らしくてよかったです。風があったのでリフレクションにはならなかったですが、現代の建物がほとんど写っていないのと、向こうの山に雲の影が映っているのがポイント高いと思っています。
リフレクションが撮れないならばと思い切って濠を外してみましたが、これはこれでいいような気がします。
真西から。
逆光で。西側の雲も実に夏らしくてよい。
素敵な背景だが、逆光が辛い。
松本の暑い日差しと気温にくらくらしつつも次へ向かいます。
姨捨
日本三大車窓に数えられる姨捨駅。「おばすて」と読みます。実は桜の季節に行ったことがあるので2回目になります。松本駅からJR篠ノ井線で30分くらいで着きます。
棚田は夏真っ盛りでした。稲の葉先の滑らかな感じがとても好きです。夏の日陰のイメージに近づけるため、色温度をやや下げて青みを出しました。
千曲川と平野。やや彩度を落としてフィルムライクにしてみました。平野部で色の濃くなっているところはおそらく雲の影に入っていると思われます。
作業されていた方が軽トラで下って行った。こういうのは動画のほうが画になる。
さすがは長野、平野部も緑が多いです。
これは余談ですが、35℃くらいあった松本からやや熱中症の状態で姨捨にきて、今度は30℃ないくらいの姨捨山の空気に冷やされてここで体調を崩しました(笑)
姨捨駅で1時間ほど寝て動けるようになり、駅から撮影しました。正直、夜景を撮る予定はなかったため、偶然この光景を目にして夜景への期待が高まり、少し体調が回復しました。
私のカメラの秘技、比較明合成による光跡です。
比較明合成の面白いところは川や山が真っ暗に映るところですね。私は夜景を見ると、街の灯り一つ一つに生活があることを考えて不思議な気持ちになります。この写真からそこまで壮大なことを考えられるかというと、微妙なところですけれどね(笑)
遠くの市街地にフォーカス。色温度を高めにして温かみを出しました。全体的にもっとヘッドライトの光跡が欲しいところでした。
上の写真を列車到着ぎりぎりまで撮影して、この日は松本に帰りました。
続く
2020年ベスト50
未熟ながら構図、タイミング、色合い等好きな写真の所感を書き留めておきます。要するにこれは備忘録。
1月
個人的な用事が多くてバタバタしていた。あまり撮りに出られなかった。
青空をバックに撮ったけれどしっくり来なかったので、彩度を下げて粒度を上げてフィルムっぽく現像した。
2月
あまり旅行に出られなくなるかもしれないとの懸念から活発に撮りに出ていた。当時の状況をあまり覚えていないが、結果的に台湾には行っておいて正解だった。
曽爾高原
行ったらたまたま雪が降っていた曽爾高原。彩度を下げて寒々しさが出るように現像した。雪の積もった白い道が好き。
梅祭りにてガラス玉越しに撮った梅。ガラス玉で歪められた梅と光の散乱の効果で夢の中みたいに写した。
渡月橋にて赤い着物の方々がたまたま通っていたのを急いで撮った一枚。奧の法輪寺に向かっていく感じが渡月橋の元々の名前「法輪寺橋」と重なる。
滑走路の端の千里川にて。飛び立ってゆく飛行機を目で追っていたら焼け空と鉄塔の上空に飛行機が重なった。 横構図で撮ったが縦構図に編集。
千と千尋のモデルとして有名な台湾の九份。妖しげな感じが好み。夜かつ雨でシャッタースピードを稼げず高感度での撮影になったため、粒度を上げて雰囲気を出すように(誤魔化)した。
高美湿地
台湾の高美湿地。夕暮れ時、日が落ちて辺りがトワイライトに染まるときにふと後ろを振り返ると、一面に青の世界が広がっていた。ちょうど蛍光色の人が歩いていたので思わず撮った。
3月
カメラを手にしてから初めての桜の季節だったが桜のころにはあまり出歩ける状況 ではなくなっていた。
上色見熊野座神社
阿蘇山のふもとにある。ネットでは過剰レタッチ画像が散見されるが、こちらは見たままにできていると思う。
今見るとピントを人にも合わせたかった。自然の雄大さ、人間の小ささがよくとれたと思っている。
淀水路
河津桜の名所にて。かねてから桜と菜の花を同じフレームに取りたいと思っていた。が、ピントを合わせた一輪が後ろと丸被りしてしまっている。
父母ヶ浜
香川県の父母ヶ浜。偶然、天使の梯子が現れた上に、カッコいいシルエットのお二方が通りかかったので思わず一枚。
カメラを買った当初から大きな建造物を綺麗に撮りたいと思っていたが、少しだけずれてしまった。蜃気楼が出ているけれど空の色がとてもよかった。
京都市内では毎年早めに開花する京都御苑の桜。夢の中のようなイメージにしたくてとりあえず露光を高くして偶然撮れた記憶がある。かなり気に入っている一枚。
この頃はまだカメラの基本設定を理解しておらず、オートで撮影していたため、正直このような写真はもう撮れる気がしない。いや、確認したらf10.0だったのでもっと被写界深度を浅くすればもっとぼんやりしたイメージになるかもしれない。
4月
望遠レンズを手に入れてウキウキしつつもほとんど引きこもっていました。
深夜、誰もいないので三脚がない中でカメラを石段に置いて撮影。ここで初めてシャッタースピード優先で撮影したような気がする。
手に入れた望遠レンズを初使用。当然、桜吹雪を写すためのシャッタースピードなど知る由もないので完全に偶然(←語呂がいいね)。対岸の人々の存在が穏やかな春の日を演出していて素敵な憩いの空間になっている。強いて言うならば、桜の裏の緑の看板が邪魔。消したい。(ダメです。)
桜並木を遠くから。散り始めでも遠くからなら大丈夫ですね。川沿いのにじみ出たような黄色の菜の花もポイント。背後の山や建物が歪んでいるのはレンズのせいなのか大気のせいなのか。
夕闇に溶ける菜の花。茎の滲むような線とオレンジと青の空が溶けてる。ピントが合ってる花をもう少し目立たせられたらよかった。
5月
どこへも行かず籠城していました。
6月
あまり籠っているのもよくないのでぼちぼち外へ。気づいたら緑の季節真っただ中だった。
瑠璃光院
この日は雨降りだったので少し暗かったが、湿度のある描写になった。完璧に均整をとって撮影できたと思っている。
あじさい寺として名高い三室戸寺。広い境内に所狭しとアジサイが植えられていて圧巻であった。おそらくここなら誰でもいい感じに撮れるだろうが、綺麗だったので選出。
7月
バタバタしておりました。
8月
星撮りをしてみたいと思って三脚、フィルタ等の周辺機器をそろえ始めたのがこの時期。この月を境に私は沼に一段とのめりこんでいくのであった。
星撮りを始めて二日目に撮れた写真。一時間超の撮影時間の途中で気が付いたら流星が写っていたので大興奮だった。位置、時期的におそらくペルセウス座流星群で間違いないと思う。撮影を切り上げたのはシカの出現が理由でした(笑)
曽爾高原
星空を求めてやってきた曽爾高原で、夕方に星撮り用のソフトフィルターを使用してみた。光がとても柔らかい。これぞ夏という感じ。
9月
この頃から絞り、シャッタースピード、ホワイトバランス等を意図的にいじれるようになりました。
鴨川
夜、三脚を持ち合わせていなかったため橋の上から息を止めて撮った一枚。あまり夜景を撮ってこなかったけれど夜景いいですね。レンズを変えてまた撮りたい。
シカに邪魔されるのを嫌って賀茂川河川敷に場所を移したが、空は明るいけれどここは周りが広くて意外といい場所だった。午前三時、肌寒いのとオリオン座が上ってきたことで冬が確実に近づいていることを感じた。この頃には星撮りもだいぶ上達してノイズの少ない画が撮れた。
南禅寺の裏手から大回りで大文字山に登った。日が暮れるころだったので夕焼けを待ったけれど、雲が分厚くて見られそうにないなと思っていたところ、日没の直前に急に真っ赤に染まった。街に灯り始めた明かりも相まって幻想的だった。これももちろん(ぶれないように)息を止めて撮った。
砺波平野
初めて高所から撮影した夜景。三脚を持っていたため5分間露光してみた。意図せず撮ったので、車のヘッドライトとテールライトが田んぼに沿って線を引いて驚いた。露光時間を長くしたら完全に道路が描かれたとは思うけれど、それではあまりに線が目立ってしまうのでこのくらいがちょうどいいのかもしれない。
うまく言えないけれどなんとなく構図が気に入っている。ミニマルな感じというかシンプルな感じがいいのかもしれない。
10月
紅葉に備えて月の初めに25mm(換算50mm) f1.8の単焦点レンズを購入しました 。また、下旬には50mm(換算100mm) f1.8のオールドレンズを使用できるようにしました。この頃にやっとカメラの設定等にもだいぶ分かってきて、色々な撮り方ができるようになった。
京北の森の中にある賀茂神社。苔むした石段と光があまり届かない杉木立がどことなく神聖な空気を出している。鳥居に向かって下がっているのだが、少し錯視画像のような写りになってしまった。
天空の城として名高い竹田城を立雲峡から。2週間ほど雲海予報とにらめっこして予定の合う日に連れてきてもらった。同行者の方々、本当にありがとうございました。
日の入りの時点では雲が出ておらず、あきらめかけていたが2時間ほど待って一番雲が多かったのがこの時だった。大満足だったが、雲の量を多くしようとすると手前の木が邪魔だった。切りたい(ダメです)。消したい(ダメです)。
高知の太平洋沿岸は南に光源がないので星が撮りやすいということで撮影。星を止めて撮った中では一番明るくとることができた。カシオペア座の左下側に天の川も写っている。
桂浜
坂本龍馬が幼少期によく訪れていたという桂浜。傾き始めた陽と強めの波によって毛嵐のようなものが撮れた。
前述したオールドレンズを使用した。オールドレンズでは綺麗に撮れるというよりいい感じに撮れることが大事だと思っているので、丸ボケと輪郭で電車がわかって、それに続く線路が一部見えているのは、オールドレンズらしくてよかったと思う。
11月
紅葉に全力を尽くしました。
石灰岩、ススキ、どこまでも広がるカルスト地形のイメージ通りに撮れた。もう少し全体にピントを合わせられたらよかった。
高野山金剛峰寺
閉門後の金剛峰寺。一足早い紅葉が綺麗だった。オールドレンズを使用したが、暖色がいい色味。
京都市街地から少し外れたところにある世界遺産の高山寺。この写真の場所は偶然見つけ、全く有名スポットではないと思うが、白壁に写る影が強まったり弱まったりして幻想的な映像になっていた。
仁和寺の紅葉は葉の状態がとても良い。綺麗な葉だからこそ、夕陽にかざして表面が透けるように撮影した。
由布駅前通りと由布岳。駅の壁の下部分を映り込ませたことで映画っぽくなっているように思う。
長部田海床路
熊本県の有明海に面する長部田海床路。不思議な空間。ブラックミストというソフトフィルターを使用。
左側の人と右側の紅葉の構図が気に入っている。25mm単焦点レンズで明るく撮ることができた。ブラックミスト使用。
早朝、嵐山についたときに北山時雨が降り始め、すぐに虹が出始めたので急いで天龍寺に向かった。当時使っていた14mm-42mmでは画角が足りず、これが限界だった。薄い虹だったので編集が難しかった。
庭園が絵葉書のようで好きな場所。日差しが柔らかくて影がしっとりしているのもいい。
瑠璃光院
ここは緑一色のほうがいいかもしれない。或いはもう少し葉が残っている時期に行くべきだったかもしれない。
あまり人間は撮らないが、眼下の景色を見下ろす構図が好きな1枚。もっと玉ボケにしてもよかったかもしれないが、京都タワーだとはっきり分かるこのくらいが丁度いいのかもしれない。
12月
残り紅葉に雪と盛りだくさんでした。雪の撮影で標準ズームレンズを一つ殺してしまいました。
西村家庭園
京都の中では穴場中の穴場だと思います。本当に人がいない。Google Mapで偶然見つけて鯉と紅葉を狙いました。水面の反射を抑えるのが大変でした。
川下りの船をなんとなく撮っていたら、居合わせたベテランカメラマンの方にいいスポットを教えていただいて撮った写真。水の面積を減らして紅葉を増やしてもよかったかもしれない。次のシーズンは11月ぐらいから注意しておこうと思っている。
オールドレンズで撮影。100mmの中望遠での圧縮効果、オールドレンズ特有のやや甘い解像感がちょうどよかった。木の質感と葉の色の滲み方も好き。フラットな光とワンポイントの赤い車もいい。よく見る構図だけど非常に満足度の高い1枚。
断崖絶壁。最果て感が好き。
2月に撮った渡月橋の構図が気に入ったので紅葉でもチャレンジ。右側から光が差し込んだ瞬間を狙って撮った。
朝8時に登ってこられるところを撮らせていただいた。日の位置がまだ低いので薄明りで妖しい感じ。
一乗寺公園
初雪の日の朝。 前に住んでいた家の近くにある野球場にて。一面の雪、綺麗な青い空、冷たく張り詰めた空気。眩しい日が昇ってきたこの瞬間はもう二度と取れないと思う。「冬はつとめて」「早起きは三文の徳」とはよく言ったものだ。ちなみに私はこの日降雪の中で無理をして撮影し、レンズを壊しました。
銀閣寺
2020年は大晦日に雪が降った。私は早朝から清水寺をスタートして左京の寺社をあちこち訪れた。中でも印象に残っているのが銀閣寺で撮影したこの1枚。銀閣寺といえば侘び寂びとよく言われるが正にその通りで、水墨画の世界のようであった。ものの数分だが、降りしきる雪が遠景をほとんど掻き消し、現代が足利義政の時代とリンクしていたのがこの瞬間だった。
まとめ
簡単にコメントしていくだけのつもりだったけれど、結局5000文字近くつらつらと書いてしまった。(50枚あるから1枚100字で妥当か、、)
特に思い入れの強い写真のところは文章量が多くなっていて少し面白い。
すでに見返すと恥ずかしい部分があるが備忘録としては悪くないと思う。2020年はカメラを手にして初年度だったので、ここでの反省を活かしてより良い写真を撮れるように頑張りたい。
2020年紅葉番外編 写真と一言二言
どうも。この秋は京都以外にも行ってきたのでその写真を投稿します。
厳島神社
「安芸の宮島」という言葉があるように秋に行って参りました。昨年の春以来、2度目の宮島になります。
宮島口港より。爽やかな秋晴れの朝でした。
フェリーから後ろを振り返る。瀬戸内海は波が穏やかで安心感があります。
大鳥居は改修中でした、残念!
満潮に向かっている。
平日とはいえ人を写さないのは難しかった。
回廊
波の反射が綺麗でした
海に浮かんでる!
紅葉谷公園
秋の宮島は厳島神社だけではありません。むしろこちらを目当てで行きました。
赤、黄色、階段
落ち葉の絨毯に伸びる影
橋の上に架かる紅葉のトンネル
由布院
温泉と紅葉を求めて行ってまいりました。
2020年夏季の豪雨の影響で一部不通になっていた久大本線の特急ゆふいんの森号に乗りました。博多から豊後森までゆふいんの森できる、豊後森から由布院までは代行バスで向かいました。
なんと車内の写真が残っていないので文字でしか説明できないのが残念なのですが、内装は木材がふんだんに使われていて、ハイデッカーなので目線は高く、先頭に行くと運転席を見下ろして前面の景色も上から見下ろせるようになっていました。車内アナウンスでは周りの風景や名所の説明が細かくなされて、2時間ほどの乗車時間があっという間に感じられるほど充実した時間でした。食品の販売スペースもあり、私は大分の濃抹茶アイスをいただきました。
観光列車、めちゃくちゃ楽しいのでオススメです。
金鱗湖の紅葉
湖上の鳥居
湖面を滑らかにしてみました
朝霧を求めて行きましたが何も出てませんでした。その代わり鳥居の上に何か居ました。
そう、鳥居の上に鳥が居ました(笑)
朝日を浴びる由布岳
由布院駅前ストリート。映画っぽいイメージで撮りました。
由布院駅に止まっている列車たち
豊後森機関庫
代行バスからゆふいんの森号に乗り換える間に時間があったので行ってみました。
機関車と機関庫
曇り空が似合う
窓ガラスバキバキでした
長部田海床路
海に向かって道路と電線が伸びていく場所です。不思議な光景を見ることができました。
干潮に向かっていく時間帯でした。曇り空の雰囲気と後ろに薄く見える雲仙岳が絶妙でした。
少し斜めから
先端まで行く頃に電気が点きました。
陸と海の境目
灯りをつける理由はこの辺りの水深が浅いので船が座礁するのを防ぐためだそうです
妖しげな道
闇に呑まれました
指宿
こちらも温泉を求めて行きました。砂風呂にも入りました。理由は分かりませんが砂風呂は出た後も3時間くらいからだが芯からぽかぽかしている感じがありました。
強い雨が通り過ぎたあとの朝
寂れた商店街
ほとんどシャッターが閉じていました。バブルを感じる。
観光列車の「指宿のたまて箱」号に乗りました。初め見た時は勘違いして「のたまて」って何なのかと混乱していましたがそういう意味だったんですね(笑)
縦て白黒分かれている外装、降りた時のたまて箱を再現したガスの演出、中々面白いものでした。
内装はシックな感じ
宮地嶽神社
色々と有名らしい神社。私は知りませんでした。
ジャニーズの嵐のCMで使われたらしい参道。夕陽が綺麗らしいのですがこの日は思い切り曇りでした。
日本一太いらしいしめ縄。あの出雲大社のものよりも太いらしいです。
マキノ高原メタセコイア並木道
10月に行った時は緑だったので紅葉を求めて行きました。
定番の構図ですが上手く撮れたと思っています。
トンネル
人々
ローアングル
ハイアングル
陽が射すのもいい
真っ盛りでした
三方五湖
名前通り三方に五つの湖がありました。リアス海岸の地形はだいぶややこしかった。
山の紅葉が素敵だった
湖、山、平野、山
山が沈んだ感じがします
連続する稜線
崖の上
水晶浜
曇り気味でしたが夕陽が綺麗ということで行ってみました。
赤いけれど雲に隠れている
茜色に染まりました
終わりに
もっと行きたい場所はありましたが、観光列車はただただ楽しいという知見を得られたのでこの秋はこれで良しとます。皆さんもぜひぜひ乗ってみることをお勧めします。
2020年初冬 写真と一言二言
どうも。今回は初冬編、京都の秋三部作のラストとなります。2020年の紅葉は早い早いと言われていましたが、本当に早かったです。その中でも遅咲きだった場所を駆けずり回ってきました。
前編はこちら
宝筐院
12月に入って嵐山の紅葉は見頃を終えてしまった場所が多かったのですが、そうだ京都行こうの紅葉見頃予報を見ているとここが見頃と出ていたので慌てていきました。11月の三連休の嵐山の混雑からは考えられないほど空いていて至福の時間を過ごすことができました。
散り紅葉とのバランスがとてもいい。ベストタイミングでした。
空いているので石のみちも無人の状態で見られました。
まっすぐの道はローアングルで撮りたくなってしまう
畳でくつろげるのもgood!
嵐峡展望台
京都でお手軽に見られる渓谷です。トロッコ列車を見ようと思っていたのですが見られませんでした(>_<)
秋色の山々
大悲閣千光寺
川下り船と物販船
光の向きを考えて立体感が出るように撮れたので気に入っている一枚
保津川
展望台から川沿いまで降りて写真を撮っていると、カメラマンのおじさんに声をかけられました。その方は個展をするようなすごい方で、京都のことも詳しいということで嵐山を楽しむ裏技を教えていただきました。そしていい感じの構図も教えていただきました〜
言われるがままに撮った一枚。物販船が上流に向かったら川下りの船が来る証拠だと教えてもらってここで待ちました。
おじさんと別れた後も粘って撮りましたが、こちらは赤が少なくて窮屈な印象
二艘収めることができました!赤の量もちょうどいいけど船の右側の枝が必要だったのかは微妙なところ。構図難しい〜〜
こちらもおじさんにヒントをいただきました。葉のない枝、舞う紅葉の葉、主人のいなくなった蜘蛛の巣から秋の終わりの淋しさが伝わるでしょうか。
渡月橋
有名スポットですね。私は嵐山に行ったら必ずと言っていいほど行きます。ある構図を求めて。
渡月橋交差点の西側から。覗くようにして見るとこのように見えます。次行った時にぜひ見てみてください。
ちなみに冬と夏はこんな感じでした〜
下鴨神社
個人的撮るのが難しいスポット。ここでうまく撮れた試しがない。誰かいい感じの構図教えてください。
落葉の馬場
瓦を撮りがち
渡月橋
前回で満足できなかったのでもう一度リベンジしました。
遠くから覗く
100枚くらい撮ってようやく満足しました。渡月橋は陽射しが当たった方がいい感じ。
法然院
色づきが遅めのようでしたのでちょうどいい感じの色づき方をしていました。
大文字山を越えて降り注ぐ光
木陰
真如堂
こちらは見頃が終わりかけとのことでしたが、素敵な景色が見られました。
入り口。満開でした
本堂の裏手。散っている木が多かったものの、一面に紅葉が敷かれていました。
地を這う影が建物に忍び寄る
哲学の道
哲学の道は南北に紅葉の木が植えられているので見頃が長い場所です。
赤いトンネル
伏見稲荷大社
昨年、朝の伏見稲荷は空いてていいぞと教えていただいたので満を持して行ってきました。
千本鳥居(上り)
人がまばらなので少し待てば無人状態を撮れます。その代わりに待っていると観光客の方に写真撮影を頼まれます。(これはこれで楽しいけどね)
千本鳥居を下ると年月日と寄贈者名が見られます。どちらがお好みでしょうか。
この文字の羅列は夜は怖い気もする
8時くらいに神主さんが上っていかれました。
東福寺
見頃から2週間過ぎていきました。とっても空いていていい環境でした〜
赤々としている木もありました。
臥雲橋から通天橋を見る。下の洗玉澗をかなり散っているようでした。
11月下旬には混雑で撮影禁止になる臥雲橋ですが、空いていたので橋いっぱい使って撮影できました。
三栖神社
銀杏が見頃だということで伏見の方まで行ってきました。
銀杏の葉が境内を埋め尽くしていました。
落葉の瞬間もよく撮れるようになりました。
寒空の下
清水寺
舞台の改修工事が終わったようなので観てきました。
実は清水の舞台は初めて見ました。
いい並び
散り紅葉を撮ろうとしましたがやや遠かったようです。
建仁寺
素通りしました。潮音庭というお庭が見頃だったようでしたが、後日知りました。勿体ないことをしました、、
気持ちのいい青空
終わりに
これにて私の2020年の京都の紅葉は終わりです。悔いがないと言えば嘘になりますが、それでも相当数見られので満足しています。技術の向上がありありと感じられたのが私としてはとても楽しかったですね。
最後に今秋私に付き合っていただいた方々に御礼申し上げます。
2020年晩秋 写真と一言二言
どうも。今回は晩秋編になります。今シーズンは11/20あたりに強い雨が降ってしまってはじめに色づいた葉が一気に散ってしまい、今回はその後の紅葉になるわけですが、それでも素敵な景色を見ることができました。
前編はこちら
後編はこちら
永観堂
こちらの夜間拝観には昨年も訪れたのですが、雨だったこともありリベンジしてきました。昨年は開門と同時に行って混んでいたので、今年は閉門1時間前に行ったら快適に見られました。
ちなみに昨年の私の永観堂でのベストショットはこちらでした。
色々とひどいですね(笑)
入場前。入る前から期待が上がります。
橋を渡り終えた人たちと紅葉、浮かび上がる多宝塔
火花
ブラックミスト No.05というフィルターをつけたので光源がだいぶ滲んだ感じになりました。
天龍寺
こちらは紅葉シーズンには朝7:30から開門されているので早朝拝観に行きました。
駅から天龍寺に向かっていると虹が出てきたので急いで行きました!
虹と庭園と紅葉
二重に架かっているのが見えるでしょうか?
庭園自体も綺麗でした。
竹林の小径スナップ
常寂光寺
天龍寺の次にこちらに。2年前から知っていたけれど初めて行きました。広くて高低差があって盛りだくさんの場所でした。
敷紅葉の階段
多寶塔
水面×紅葉の組み合わせは見つけると撮ってしまう
仁王門
二尊院
常寂光寺の次に拝観しました。だいぶ散っていました。
紅葉の馬場。いい散り具合
勅使門と見頃の紅葉
京都府立植物園
夜にライトアップをしているということで行きました。ちなみに京都の大学生は無料で入れたりします。
幹が這い寄っているように見えた
圓光寺
昨年行けなかったので今年こそはと予約して行きました。ここの公式Instagramが非常に硬派で好きです。
庭園は和室から観るに限る
裏手の山に登る
木漏れ日に照らされる楓
直線があると撮ってしまう
詩仙堂
かれこれ4回目の拝観でした。紅葉を見るのは初めて。いい時期に行くと下のような光景が見られるようです。
私が行った時は残っているのはわずかでした。
積もっていますね
西陽に透かされた楓
反射した紅葉と泳ぐ鯉が同じ色でした
蓮華寺
畳の部屋から池のある庭園を見たくて訪れました。朝、曇り、個人的にはとてもいい条件の時に行けたと思ってます。
朝なので部屋は暗い、曇りなので光が柔らかい。イメージ通りの写真が撮れて大満足でした。
立ち上がると紅葉、池、敷紅葉がよく見えます。
瑠璃光院
一度訪れた者を虜にしてしまうで有名?な瑠璃光院です。私も緑が眩しい時期に訪れて虜になってしまったので今年は予約して行きました。次は雪の時期に行こうと思います。ちなみに学生は1000円で入れます。
こちらは6月訪問時のブログです。
nahcorat.hatenablog.com
定番のリフレクション。反射を強めるPLフィルターなるものを付けています。
床もピカピカなのです。
白い空は入れない方がいい気がする。
やや散ってました。
こちらも定番構図でしょうか。
引き気味の構図が好きなんですけど、人が多くて出来なかったので反射を弱めてみました。
本当はここまで引きたかったんですけどね~
まあこれは雪の時にリベンジします。
清水寺
未だに舞台が改修中の清水寺ですが、友人が夜間無料拝観券を使わせてくれるということで観てきました。どうもありがとうございました。去年はノイズが載りまくった写真を量産しましたが今年は幾分かマシになったように思います。
ちなみにこんな感じでした。
画質が酷い(笑)
前述のブラックミストを付けています。
青い光線は慈愛の光という意味があるそうです。(私はない方がいい気がするんですけれども、、、)
眼下の夜景を観る人々
私は毎年、清水に行くと人をとりたくなるんでしょうか、、、
浮かび上がる紅葉。ライトアップは人が写りづらくなるのでいいですね。
帰りに八坂の塔に寄りました。
鷺森神社
ながーい参道があります。あまりうまく撮れなかったけど一応。
一部散っていましたが見頃でした。そしてめちゃくちゃ空いていました。
曼殊院門跡
庭園しか撮影不可の門跡寺院。広くて展示が多いのでとても楽しい。昔の一週間分くらいの献立の展示などもありました。行くのが大変だけど行く価値は充分にあります。
勅使門。だいぶ散っている。
夕陽に照らされて真っ赤
苔と紅葉
西村家庭園
上賀茂神社の社家町の並びにある邸宅になります。相当な穴場だと思われますが私が紹介する分にはかまわないでしょう。庭園の散紅葉がとてもきれいでした。そしてもう一つきれいなものを見ることができました。
だいぶ散ってしまった庭園。独り占めでした
裏手の庭
これを目当てに行きました!
反射を押さえつつ、シャッタースピードを調整しつつ、動き回る鯉にピントを合わせつつと、設定が難しかったのを覚えています。ずいぶん長いこと滞在していたので帰るときに管理人さんに驚かれました~
いいところを通ってくれた!
good!!!
北野天満宮
昨年行くことができなかった御土居の紅葉を見に行きました。ここは落ち葉が分厚く積もっていました。夕暮れ時の撮影はなんか難しかったです。多分ライトアップの方がいい気がします。
ふかふかの道
紙屋川
いい感じの階段
終わりに
散っている場所が多かったものの、ミラクルや寺社そのものの魅力のおかげでかなり楽しむことができました。撮影の方も、昨年よりも上達したことが実感できて撮っててよかったと思えました。
次回、初冬編お楽しみに〜
最後に昨年のブログ載せておきます。
2020年盛秋 写真と一言二言
どうも。今年の秋は個人的な事情により、ある程度自由のきく最後の京都の秋だったのでたくさん紅葉を見て回ってきました。(ちゃんと時間帯をずらしたり穴場を中心に行きました)
これからそれらを言語化していくわけですが、かなり膨大な量になりそうなので京都の三部作と番外編に分けたいと思います。
具体的に行けた場所、行けなかった場所は以前のブログにまとめてあるので是非こちらもご覧ください。
続編はこちら
南禅寺天授庵
今年の京都市街地の秋はここ天授庵が一番早かったように思います。南禅寺はよく行くけれどここは初めて拝観しました。そして拝観料500円だからなのか南禅寺よりも空いていました。
門をくぐって建物を覗くとある部屋。赤く見えるのは敷物のせいなのか紅葉のせいなのか
庭園と門。一番の見頃でした
縁側に座って眺める。日当たり良好
こんな感じの距離感です(人と人、建物と庭園)
奥にある池。鯉、蓮の葉、反射した紅葉
貴船神社
夏と冬にはかれこれ5回以上行っている気がしますが、秋に行くのは今回が初めてでした。現在、叡山電車の市原〜鞍馬間は2020年7月豪雨の影響で不通になっているので、朝早くに自転車を必死に漕いで長い坂道を登って行きました。こんなことなら昨年行っておけばよかった、、、
早朝の参道は空いていました。誰もいないタイミングが多い。
オールドレンズ使用。コントラストの弱さが朝っぽい
こちらもオールドレンズ
奥宮。こちらには息を呑む光景が広がっていました。
日が昇ってきました
紅葉のトンネルが浮かび上がりました。
叡山電車
前述の通り2020年12月現在、不通になっている叡山電車です。人知れず咲き誇っていたのが淋しかった。
紅葉の橋
貴船口駅。トンネルみたいだ
市原駅。この先が不通になっている。
実相院門跡
門跡寺院には展示がたくさんあって楽しい。ここも例によって歴史的価値のある文書なり作品の展示があって興味深い場所でした。そのせいかこちらはやや年齢層が高めでしたね。
存在感が強い庭園横の紅葉
揺らぐ紅葉の像
神護寺
高雄三山の一つの高雄山神護寺です。朝一に入るつもりが寝坊してしまい、空いているうちに全て見終えるという目論見が崩れてしまった思い出の拝観となりました。友人も長く待たせてしまって申し訳なかったです。
金堂を見上げる。気持ちのよい晴れでした。市街地よりも標高が高いため、少しひんやりして引き締まった空気感
この色の紅葉は意外と珍しい気がします。
金堂から見下ろす。フィルターの汚れが写ってしまった。
登る人々
西明寺
神護寺の隣にあります、槇尾山西明寺です。こじんまりして隠れ家のようなお寺でした。
下を流れるカラフルな清滝川
竹林もありました
沈殿
所狭しと紅葉していました
素敵な朱色
高山寺
こちら栂尾山高山寺は高雄三山で唯一の世界遺産です。私は高雄エリアではここが一番好きでした。理由は後述します。
杉が高く伸びている。人間が小さい。
苔むした休憩所
京都ブランドの北山杉の林でしょうか
白壁と紅葉のコラボレーション。この組み合わせを初めて見つけて興奮して小一時間撮っていました。カンヴァスみたいでしょう?
影強め
消え入りそう
雲に隠れてしまった
星屑を掬う
すり抜けていく
仁和寺
閉門時間ギリギリに入ることができました。桜のイメージが強い仁和寺ですが、紅葉もかなりいいということをお伝えしたい。
夕陽に照らされる五重塔
葉の状態が良く、発色もいい
閉門間際の参道
今シーズン見た中で一番綺麗な葉でした
終わりに
終わってみると今年の秋は紅葉の見頃が早かったということでしたので、今回紹介した場所は全てベストなタイミングで行けたように思います。
諸事情によりこの後1週間ほど撮影ができなかったので、次回分は見頃を少し過ぎてしまっていますが散り紅葉をお楽しみください。
2020年秋口 写真と一言二言
Wi-Fi環境下での閲覧を推奨します。(内容が薄いのに写真が多くなってしまった、、、)
次回あたりからこまめに少量ずつ細々と書いていこうと思います。
夏の終わりから 紅葉の前くらいまでになります。多分夏休み以上にいろいろなところに行った気がする。今回から目次を入れたので是非活用してください。クリックで飛べます。
- 金沢
- 千里浜なぎさドライブウェイ
- 砺波平野
- 上高地
- 山梨
- 寸又峡
- 三保松原
- 北大路
- 四条
- 美山
- 賀茂神社
- 竹田城(立雲峡)
- 高知
- マキノ高原メタセコイア並木道
- 野田町コスモス畑
- 比叡山
- 奈良公園
- 足立美術館
- 山陰本線
- 東光寺
- 秋吉台
- 秋芳洞
- 錦帯橋
- 高野山
- 飛行機
- 石垣島
- 竹富島
- 終わりに
金沢
東茶屋街with友人
兼六園の灯籠
この二本足は左右非対称らしい
ススキと茶屋
千里浜なぎさドライブウェイ
シーグラスを見つけた
遠浅の海なので少しなら靴で入っても浸水しない。
ウユニ塩湖もこんな感じなのだろうか
これは水面のリフレクションではなく車のルーフによるリフレクション
曇り空から漏れ出る光が怪しげでかっこよかった。
砺波平野
谷に霧が溜まっている様子を初めて見たような気がする。
長時間露光で車の光跡を撮影する手法は知っていたけれど、田園地帯ならではの景色が撮れた。次はより長い時間にチャレンジしたい。
上高地
見ての通りガスっていました、残念
山梨
ワイナリー
私はお酒弱いのでこの後2時間くらい運転しましたとさ(笑)
新倉山浅間神社
本来なら五重塔の左側に富士山が見えるはずでした
寸又峡
吊り橋まで行く途中のとっても反射するトンネル
吊り橋。ミスでシャッタースピードが遅くなっていたのでまともに撮れた写真が少なかった、残念。
俯瞰で見る。コロイド粒子による不思議なブルー。紅葉もきっときれいなんだろうな。
三保松原
これも左奥に富士山が見えるはずでした
水平線上の船
北大路
zuiko 25mm f1.8という単焦点レンズを購入したので初使用しました。水が滑らかに写っている?
夕暮れの商店街
亀岡
二輪だけとび出ていた。後ろの山はうつさない方がよかったのかどうなのか
アゲハ蝶だと思っていたが多分これは蛾
花弁の形がおもしろい。そして背景がよくボケるので楽しい
四条
先斗町スナップ
提灯がいい感じ
八坂神社
「扉」って感じがして好き
美山
かやぶきの里
手前の蕎麦畑から作られた蕎麦は非常にみずみずしくておいしいものでした。
賀茂神社
魔界に来てしまったようだった。
不気味で神聖な空間
竹田城(立雲峡)
かの有名な雲に浮かぶ城を見に行きました。一緒に行ってくれた方、眠い時間にありがとうございました。
AM4:00
ライトアップと街明かり
空が白み始める。ちょっと雲が薄い
日が昇った。白の後ろ側は雲海になっているが、、、
手前にも雲海が出ました!完全な雲海ではないものの大興奮でした。
こちらは竹田城からの景色
高知
黒潮町の星空。天の川とカシオペヤ座がご覧いただけるでしょうか
オリオン座。すぐそこまで冬が来ていた。
揺らぎひとつない水面
石を投げ入れる
大自然の中で人は小さい
入野海岸
薄く水が残って反射している
波が強い桂浜
太平の海
夕暮れの潮風
マキノ高原メタセコイア並木道
木漏れ日
祖父の遺品から出てきたzuiko 50mm f1.8というオールドレンズを初めて使いました。明るくて柔らかくていい感じ。
ライダーの方がたくさんいらっしゃいました
野田町コスモス畑
鮮やかに咲き乱れていました
オールドレンズ特有のゴースト、フレア、背景のボケが強烈
逆光の中でコスモスの色を残すのが難しかった
田舎の夕暮れ
比叡山
比叡山の秋は早い
高台から
オールドレンズ使ってみた
奈良公園
浮御堂
足立美術館
雨でしっとりしている
かなり整えられていました
額縁
山陰本線
益田駅の朝
次の街へ
山陰の屋根は石州瓦といって赤い
橋梁を渡る
東光寺
人のいない長い参道
毛利家代々の墓所。引き締まった空気
秋吉台
ドリーネとススキ
気持ちのいいドライブウェイ
白い雲のように
秋芳洞
繋がった石柱たち
パムッカレみたい
出入り口
錦帯橋
闇夜に架かる橋
夜は見たくないものが見えないからいい
高野山
閉門後の金剛峯寺
年間を通して涼しいので葉の状態がいい
均一に色づいていた
飛行機
いわゆるシャー。古墳群に降り注いでいるのでしょうか
六甲山と神戸市街地に朝日が差し込む
明石海峡大橋。想像以上に長くて感動しました。
雲って上から見ると青い陰ができることを知った
石垣島
強風と荒波の御神崎
晴れていればな、、、
川平湾
シャコ貝
海の~声を~
ジオラマ風
私の沖縄のイメージに近い
石垣港を出港
竹富島
年季の入った桟橋
南の島!って感じ
海中へ
さらば
終わりに
この長い記事を読んでいただきどうもありがとうございました。次回からはもうちょっと軽く短くスタイリッシュになるように心がけます。
おまけ
長時間露光してみました。左下と真ん中が車のライト、右側で分岐しているのが電車のライト、上空はもちろん飛行機です。
京都の紅葉
忘れないために紅葉の記録をしておきます。
2019年の記録はこちらです。
今までに見たことがある紅葉
- 東福寺
- 賀茂川
- 保津峡
- 嵐山
- 宝厳院(夜間)
- 大覚寺(夜間)
- 永観堂(夜間)
- 三千院(入場せず)
- 寂光院(入場せず)
- 南禅寺
- 鈴虫寺
- 苔寺
- 地蔵院
- 松尾大社
- 東寺(夜間)
- 比叡山
- 延暦寺東塔
- 延暦寺西塔
- 京都御所
- 大文字山
- 清水寺(夜間)
- 青蓮院門跡(夜間)
- 下鴨神社
- 鴨川
- 狸谷山不動院
- 宝ヶ池
多いのか少ないのかはよく分かりませんが、まだまだ行きたいところがあるのは事実。紅葉なんてどこで見ても同じだなんてことはありません。場所、時間、天気でいくらでも変わります。というわけで今年も新旧問わずたくさん行こうと思います。
今年見たい紅葉(京都)
- 💮瑠璃光院
- 🈳延暦寺横川中堂
- 💮神護寺
- 💮西明寺
- 💮高山寺
- 💮貴船神社
- 💮実相院門跡
- 💮蓮華寺
- 🈳上賀茂神社(早朝)
- 💮西村家庭園
- 💮京都府立植物園
- 💮北野天満宮
- 💮下鴨神社
- 🈳赤山禅院
- 💮鷺森神社
- 🈳修学院離宮
- 💮曼殊院門跡
- 💮圓光寺
- 💮詩仙堂
- 🈳金福寺
- 💮法然院
- 💮真如堂
- 🈳金戒光明寺
- 💮永観堂(夜間)
- 🈳無鄰菴
- 💮南禅寺天寿庵
- 🈳知恩院
- 🈳清水寺(早朝)
- 💮清水寺(夜間)
- 🈳智積院
- 🈳建仁寺
- 🈳東福寺
- 🈳今熊野観音寺
- 🈳泉涌寺
- 🈳平等院鳳凰堂
- 🈳毘沙門堂
- 🈳東寺(早朝)
- 🈳神泉苑
- 💮仁和寺
- 🈳龍安寺
- 🈳等持院
- 🈳千光寺
- 🈳大河内山荘
- 💮天龍寺(早朝)
- 💮常寂光寺
- 💮二尊院
- 🈳祇王寺
- 💮宝筐院
- 💮嵐山
- 🈳常照皇寺
- 🈳鍬山神社
- 🈳稗田野神社
- 🈳神蔵寺
- 🈳苗秀寺
- 🈳龍隠寺
- 💮三栖神社
京都以外
以上。行ったら随時💮を付けていきます。
時間的、体力的、金銭的に全て行くのは難しそうですがどれだけ行けるでしょうか。
行きたい場所があれば誘ってください。行けたら行きましょう。
2020年夏 写真と一言二言
どうも。今年の夏は三密に気をつけながら小旅行に何度か行ってきました。運転してくれた方、付き合ってくれた方、どうもありがとうございました。
どうやら空いているらしいということで訪問。しかし自粛の煽りを受けて付近の有名店舗がいくつか潰れてしまっているらしい。これが盛者必衰というやつか。一方で清水寺は平成の大改修が終わったという話を聞いていたのですが、、、
前評判通りかなり空いていました。
朱色が眩い。
屋根は改修が終わったようでしたが清水の舞台はまだのようですね。
曽爾高原
私が星空撮影をしたくて一緒に行っていただきました。ここより南は紀伊山地であることもあってかなり綺麗な星空が観られるようなのです。そしてちょうどこの頃はペルセウス座流星群の時期でした。どんな素敵な星空が観られたのでしょうか?
高原到着。雲は少し薄そう。とりあえず稜線まで登る。
振り返ると夕焼け。西の雲が分厚いな。
稜線到着。全体的に雲に覆われてしまい、回復も期待できなさそうだったので断念。リベンジを誓い帰りました。
星空
京都で撮影しました。暗すぎて見えないかもしれないので画面の明るさを上げていただけると嬉しいです。これは何かというと北の空を長時間撮影したものになります。白い線が天体の日周運動を表しています。
とりあえず50分くらい撮ってみた。
もう一度撮影していると流れ星が写りました。位置と時間的にペルセウス座流星群で間違いなく非常に興奮したのを覚えています。80分撮ったあたりで鹿が出てきたので撤退しました。
五山送り火。メモリアルな回を見られてとてもラッキーでした。
銀閣寺
星空撮影のために光が滲むように写るソフトフィルターなるものを購入したので使いたくなった次第です。ここももれなく空いておりました。
これは未使用。
フィルター使用。確かに滲んではいるが、、、
これもフィルター使用。建物とか昼間だとかなりボケた写りになってしまいました。これはきっと夜と人物用ですね。
ここも空いてました。さっきから空いてた話しかしないな。
いいところに陣取る鷺。
水路閣の中。前述のフィルター使用です。
曽爾高原
そうです。2度目です。所謂リベンジです。
素敵な青空。これは期待できそうだ。
稜線。風が気持ちいい。
見下ろすと素敵な光景が広がっていました。
遠くまで山が連なっている。微妙に雲が気になります。
山とカシオペヤ座。全体的に雲が出始めていて急いでいたこともありあまりうまく撮れなかった。獣の鳴き声も聞こえてきたので急いで退散。またリベンジしたい、、、
高原の朝という感じでしょうか。実は朝日も見てやろうとしていましたが見事に寝坊しました。
奈良県の南端にある面積最大の自治体が十津川村です。遠くて道も狭くて行くのがとても大変なんですよね。まあ友人が運転してくれたんですけれどね。
谷瀬の吊り橋。生活用の吊り橋として確か明治時代あたりに作られたらしい。そこそこ揺れます。
正に空中散歩って感じの高さ。
十津川。不思議なエメラルドグリーン。
熊野本宮
熊野本宮は十津川村の先にあります。平安時代の浄土信仰の浸透により盛んになった熊野詣の目的地です。世界遺産に登録されていることもありかなり整っている場所です。因みに熊野三山については以前ブログにしているので宜しければどうぞ。紀伊半島 写真と一言二言 - 徒然放浪記
大斎原の大鳥居、揺れる稲穂。
とても日本らしい。
心なしか涼しい林に神聖さを感じる。
白浜
夏らしい場所にも行きました。砂浜を撮るのは初めてだったので色々と難しかった。
海に入らず日陰でぼんやりと海を眺める。
海水浴日和
シルエット遊び。ビーチバレー、パドルサーフィン、ハト、ゴミ
円月島。リングに夕陽を収めようとしたけれど分厚い雲に覆われてしまった。
夏の大三角。右上がデネブ、左がアルタイル、右がベガ。
3回以上行けば元が取れる年パスを購入すればよかったな。
空飛ぶペンギン。
まるで飛行機だな。
新しくできたクラゲの展示。
窮屈そうだな
伊勢
お伊勢参りに行ってきました。
ローカル
鳥羽
昭和っぽく感じてしまうのは私だけでしょうか。
伊勢神宮下宮。素晴らしいことに人が全然いない。
伊勢神宮内宮。こちらも人が全然いない。こんなことは後にも先にもないんじゃないか。
明日香村
飛鳥時代のあれこれを巡りました。聖徳太子とか蘇我氏が活躍してた場所です。
キトラ古墳近く。
動いているものを撮るのは難しい。
素敵な田舎。
文武天皇陵からの眺め。立地が羨ましいお墓。
稲渕の棚田
棚田
岡寺。岡というよりも山の上にある。
橘寺から。この田んぼを突っ切る道を自転車で駆けて行くのが心地よい。
棚田
近鉄の広告で見つけて行きたくなった。多分紅葉が綺麗そう。
一番小さい五重塔。復元前の写真が飾ってあったけれどそちらは必見。
700段の階段を登りました。
登廊が特徴的。僧になった気分になれる。
敷地が広い。一番上に舞台がある。
嵯峨野
なんとなく自転車で行ってみたら素敵な土地だった。
広沢池。嵯峨野の大事な水源。
思えばこの夏は田んぼを探し回っていた気がする。
嵐山にあるので竹が立派。
ここは紅葉で有名なので青紅葉も綺麗だった。
嵐山
休日だったので結構混んでました。京都にも観光客が戻りつつあることを実感。
小倉山からの眺め。嵯峨野の田んぼと広沢池。
保津峡をのぞむ。
川下り
渡月橋。手前の木が松と紅葉であることを把握したので秋も撮ります。
鴨川川床。平和な夜。
星空
新月を狙って星空を撮りに行ったところ、日付を超えたあたりで冬の星座が昇ることに気付いてパシャパシャやってました。
冬の大三角とオリオン
オリオン座は光跡でもわかりやすい。
賀茂川畔の並木も一緒に写してみました。
南禅寺から登ってみたらかなりハードでした。(その分素敵な景色が見られました)
そろそろ日没。焼けなさそう。
焼けなさそうと思っていたけれど、火事みたいな焼け方でした。これは中々見られないと思います。
夕焼けの後は街灯が付いてこれもまた幻想的です。
線香花火
ただのお遊びです。
蝋燭を石で囲ってみる。
横から覗く。
暖炉みたい。
長々とありがとうございました。次回、初秋編になります。
2020年梅雨 写真と一言二言
遅くなりました。緊急事態宣言が明けた頃の京都で撮った数少ない写真です。今思えば空いているうちにもっと出かければよかったような。
藤森神社
馬の神様がいるのか、やたら競馬関連の絵馬が多かった。紫陽花を見るために訪問。アジサイ園は確か入園料500円だったかしら。
酸性の土壌。アルミニウムを吸収し青色に。
塩基性の土壌。アルミニウムを吸収せず赤色に。
狭い範囲で土壌の性質がずいぶん違うらしい。
人が少なかった分、蚊の格好のエサになりました。
瑠璃光院
入場料2,000円と聞いて躊躇していたが、空いてそうだったので訪問。しかしなんと学生証を見せると半額の1,000円に。すっかり気分をよくして足を踏み入れると、そこには魅惑の空間が広がっていた。紅葉も見に行きます。
庭園。下の反射は床。ピカピカに磨かれていた。
新緑をのぞむ2階。この日は雨が降っていた。
かの有名な書院机。空いていたので全貌を写せた。
水面のような漆塗りだな。
ずっと居たら目が眩んでしまった。
藤森神社では飽き足らず京都随一のアジサイ寺へ。自粛明けであることもあり人出が多かった印象。
色とりどり。藤森神社よりも色が濃い。
染み出すように咲き乱れる。
これは有名なカット。
人を惹きつけるには十分すぎる。
次回、夏編です!