信州の夏 Day 1
毎度季節感のないこのブログですが、たまにはシーズンに合わせた投稿をしてみようと思います。今回は18きっぷを使った夏の信州です。
京都から松本
乗り継ぎ、移動ルートはそれぞれ次のようになります。
京都から松本まで18きっぷを使う場合、無理なく一番速いのはこの乗り継ぎになります。一番しんどいのは京都米原間でしょうか。この区間はあまり座れたことがありませんが、ほかの区間は毎回座ることができています。名古屋では時間があったので中津川あたりで食べられるように軽食を購入しました。
松本城
松本といえば松本城!ということで3度目の松本にして初めて松本城に行きました。松本駅から徒歩約15分。
雲の様子が非常に夏らしくてよかったです。風があったのでリフレクションにはならなかったですが、現代の建物がほとんど写っていないのと、向こうの山に雲の影が映っているのがポイント高いと思っています。
リフレクションが撮れないならばと思い切って濠を外してみましたが、これはこれでいいような気がします。
真西から。
逆光で。西側の雲も実に夏らしくてよい。
素敵な背景だが、逆光が辛い。
松本の暑い日差しと気温にくらくらしつつも次へ向かいます。
姨捨
日本三大車窓に数えられる姨捨駅。「おばすて」と読みます。実は桜の季節に行ったことがあるので2回目になります。松本駅からJR篠ノ井線で30分くらいで着きます。
棚田は夏真っ盛りでした。稲の葉先の滑らかな感じがとても好きです。夏の日陰のイメージに近づけるため、色温度をやや下げて青みを出しました。
千曲川と平野。やや彩度を落としてフィルムライクにしてみました。平野部で色の濃くなっているところはおそらく雲の影に入っていると思われます。
作業されていた方が軽トラで下って行った。こういうのは動画のほうが画になる。
さすがは長野、平野部も緑が多いです。
これは余談ですが、35℃くらいあった松本からやや熱中症の状態で姨捨にきて、今度は30℃ないくらいの姨捨山の空気に冷やされてここで体調を崩しました(笑)
姨捨駅で1時間ほど寝て動けるようになり、駅から撮影しました。正直、夜景を撮る予定はなかったため、偶然この光景を目にして夜景への期待が高まり、少し体調が回復しました。
私のカメラの秘技、比較明合成による光跡です。
比較明合成の面白いところは川や山が真っ暗に映るところですね。私は夜景を見ると、街の灯り一つ一つに生活があることを考えて不思議な気持ちになります。この写真からそこまで壮大なことを考えられるかというと、微妙なところですけれどね(笑)
遠くの市街地にフォーカス。色温度を高めにして温かみを出しました。全体的にもっとヘッドライトの光跡が欲しいところでした。
上の写真を列車到着ぎりぎりまで撮影して、この日は松本に帰りました。
続く