2020年盛秋 写真と一言二言
どうも。今年の秋は個人的な事情により、ある程度自由のきく最後の京都の秋だったのでたくさん紅葉を見て回ってきました。(ちゃんと時間帯をずらしたり穴場を中心に行きました)
これからそれらを言語化していくわけですが、かなり膨大な量になりそうなので京都の三部作と番外編に分けたいと思います。
具体的に行けた場所、行けなかった場所は以前のブログにまとめてあるので是非こちらもご覧ください。
続編はこちら
南禅寺天授庵
今年の京都市街地の秋はここ天授庵が一番早かったように思います。南禅寺はよく行くけれどここは初めて拝観しました。そして拝観料500円だからなのか南禅寺よりも空いていました。
門をくぐって建物を覗くとある部屋。赤く見えるのは敷物のせいなのか紅葉のせいなのか
庭園と門。一番の見頃でした
縁側に座って眺める。日当たり良好
こんな感じの距離感です(人と人、建物と庭園)
奥にある池。鯉、蓮の葉、反射した紅葉
貴船神社
夏と冬にはかれこれ5回以上行っている気がしますが、秋に行くのは今回が初めてでした。現在、叡山電車の市原〜鞍馬間は2020年7月豪雨の影響で不通になっているので、朝早くに自転車を必死に漕いで長い坂道を登って行きました。こんなことなら昨年行っておけばよかった、、、
早朝の参道は空いていました。誰もいないタイミングが多い。
オールドレンズ使用。コントラストの弱さが朝っぽい
こちらもオールドレンズ
奥宮。こちらには息を呑む光景が広がっていました。
日が昇ってきました
紅葉のトンネルが浮かび上がりました。
叡山電車
前述の通り2020年12月現在、不通になっている叡山電車です。人知れず咲き誇っていたのが淋しかった。
紅葉の橋
貴船口駅。トンネルみたいだ
市原駅。この先が不通になっている。
実相院門跡
門跡寺院には展示がたくさんあって楽しい。ここも例によって歴史的価値のある文書なり作品の展示があって興味深い場所でした。そのせいかこちらはやや年齢層が高めでしたね。
存在感が強い庭園横の紅葉
揺らぐ紅葉の像
神護寺
高雄三山の一つの高雄山神護寺です。朝一に入るつもりが寝坊してしまい、空いているうちに全て見終えるという目論見が崩れてしまった思い出の拝観となりました。友人も長く待たせてしまって申し訳なかったです。
金堂を見上げる。気持ちのよい晴れでした。市街地よりも標高が高いため、少しひんやりして引き締まった空気感
この色の紅葉は意外と珍しい気がします。
金堂から見下ろす。フィルターの汚れが写ってしまった。
登る人々
西明寺
神護寺の隣にあります、槇尾山西明寺です。こじんまりして隠れ家のようなお寺でした。
下を流れるカラフルな清滝川
竹林もありました
沈殿
所狭しと紅葉していました
素敵な朱色
高山寺
こちら栂尾山高山寺は高雄三山で唯一の世界遺産です。私は高雄エリアではここが一番好きでした。理由は後述します。
杉が高く伸びている。人間が小さい。
苔むした休憩所
京都ブランドの北山杉の林でしょうか
白壁と紅葉のコラボレーション。この組み合わせを初めて見つけて興奮して小一時間撮っていました。カンヴァスみたいでしょう?
影強め
消え入りそう
雲に隠れてしまった
星屑を掬う
すり抜けていく
仁和寺
閉門時間ギリギリに入ることができました。桜のイメージが強い仁和寺ですが、紅葉もかなりいいということをお伝えしたい。
夕陽に照らされる五重塔
葉の状態が良く、発色もいい
閉門間際の参道
今シーズン見た中で一番綺麗な葉でした
終わりに
終わってみると今年の秋は紅葉の見頃が早かったということでしたので、今回紹介した場所は全てベストなタイミングで行けたように思います。
諸事情によりこの後1週間ほど撮影ができなかったので、次回分は見頃を少し過ぎてしまっていますが散り紅葉をお楽しみください。