信州の夏 Day 2
2日目は松本から日帰りで上高地に行きました。上高地も2回目なのですが、以前訪れた時にはものの見事に雨が降っていたのでリベンジとなりました。
空も私も泣いていた。
松本から上高地
岐阜との県境近くにある上高地、ここには年中マイカー規制が敷かれており、私のような観光客はバスかタクシーでしか入ることができません。
今回は松本から松本電鉄で新島々まで行き、新島々で上高地行きのバスチケットを2,000円で購入し上高地へ行きました。寝ていたので気になりませんでしたが、2時間近くかかりました。
帰りは上高地バスターミナルでバスの予約が必要で、それ以外は行きと同じように帰ります。実はこの日は18きっぷ不使用です。こういう使い方も案外悪くないと思います。
※松本電鉄は先日の大雨により橋梁が破損し一部運転を休止しているようです。被害にあう前に松本電鉄にお金を落とすことができてよかったです。
上高地
正式な位置をよく理解していないのですが、上高地は写真の梓川のあたり一帯を指すものと思っています。散策ルートとしては、左下の大正池をスタートし河童橋へ、そして河童橋で休憩をはさみ、明神一ノ池に行き、戻ってきました。総歩行距離は15kmでした。
上高地の公式サイトが素敵なので是非見て欲しい、、、
大正池
大正池は近くの焼岳が大正4年に噴火し、梓川が堰き止められて出来たらしいです。前回訪問時にタクシー運転手に教えていただきました。
午前8時頃、大正池にて。無風による水鏡、冷たい空気による湖面の朝霧、晴れた空。完璧と言いたいところですが、ここまでくると左の焼岳の上にほんの少しだけ雲があるのが悔やまれますね。これはこれで全然悪くないですが。しかしこれは見事な水鏡でした。
対岸の湖面の朝霧に注目した。幻想的であったが、東山魁夷のようには撮れなかった。
手前の湖面と背後の穂高連峰。高原の朝の涼しい様子が伝わるでしょうか。
大正池から河童橋まで向かいます。歩いたり立ち止まったりを繰り返したので2時間ほどかかりました。初めは涼しかったものの、日が昇るにつれて暑くなり、結局30℃くらいまで上がりました。全然避暑地じゃないじゃん、、、
田代湿原。湿地の水草、唐松、穂高連峰、空のバランスがよく見える場所でした。少し雲が増えてきました。
どこか思い出せないが、水があまりに澄み渡っていた。他グループのガイドのような人がイワナが泳いでいるようなことをを言っていたのを盗み聞きし、見つけては興奮するなどしていました(笑)
これは知らなかったのでとても驚いたのだけれど、サルがめちゃくちゃいました。二桁はいました。人間など気にせずのびのびと活動していたのが印象的でした。赤ちゃんがかわええ、、、
河童橋
人工の吊り橋ながら、上高地のシンボル。ここはバスターミナルが近く、お土産屋やレストラン等も多いので上高地の拠点と言っていい場所です。
ここに設置されているライブカメラがとても素敵です。私は1人で手持ち無沙汰だったのもあり、ライブカメラに映った自分を観察する遊びをしていました
私にしては珍しく16:9の写真。奥に見えるのは焼岳。河原に人がちょこんといるのがいい。
右側の建物はホテルだった気がします。そのほかにもお土産屋があり、橋の向こうにもレストランなどがたくさんあります。本当は前面に穂高連峰が見えるはずだったのですが、雲が多くなってしまいました。
河童橋から。前回は完全無欠の雨だったので、大満足です。
中洲のような所に行けたのでここで昼食にしました。私が食べたのは売店のおやき、おにぎりなどなど。川の水がとても綺麗だったので、試しに飲んでみましたが流石に生臭かったです。足も入れてみましたが、キンキンに冷えていて入れ続けられませんでした〜
望遠で撮影。木が生えていない緑の部分は土砂崩れの跡なのでしょうか。自然の力がありありと感じられます。
次は河童橋から穂高神社奥宮の明神池を目指しました。片道1時間かかるのですが、私の力不足でいい画が撮れなかったのでこの区間はパスです。風景も、開けている場所が少なめではありました、、、
こぼれ話としては、雲行きが怪しくなってきたのと人があまりいなかったこともあり心細かったので、登山者がよくやるようにすれ違う人に挨拶して歩いていました。9割が私の先制で、9割が返してくれるという結果が得られました。
明神池
安曇野にある穂高神社の奥宮の境内に明神池があります。条件がいいと幻想的な景色がみられるようです。
鳥居の向こうに見えているのは穂高神社の御神体の穂高岳です。とんでもなく高い。
明神一ノ池。太陽の位置が高かったのかリフレクションは見られず。暗い雲が神聖な感じを演出している感じがします。
ここから1時間、暑さと疲れにぐったりしながら河童橋まで歩きました。結局、雨は降らず心配は杞憂に終わりました。
帰りは上高地バスターミナルからバスと電車を乗り継いで松本に戻りました。2日目はこれで終了です。
続く